食物繊維は、便の量を増やして便秘を防ぐほか、最近では動脈硬化症、 糖尿病、大腸がんなど生活習慣病の予防にも役立ことも分かってきています。

鉄は、赤血球を作るのに必要な栄養素です。
血液中の赤血球を作っているヘモグロビンの成分になっていて、約25％は肝臓などに貯蔵されています。ヘモグロビンは、呼吸で取り込んだ酸素と結びつき、酸素を肺から体のすみずみまで運ぶという重要な働きをしています。

マグネシウムは、骨や歯の形成に必要な栄養素です。
マグネシウムも50～60％が骨に含まれていて、不足すると骨から遊離して神経の興奮を抑えたり、エネルギーをつくる助けや血圧の維持などの重要な働きに利用されます。

ビタミンＢ１は、糖質からのエネルギー産生と皮膚や粘膜の健康維持を助ける働きをします。また糖質を栄養源として使っている脳神経系の正常な働きにも関係しています。